2017年8月14日月曜日

帰省、海、釣り... そして、ハゼ。

経営学部の石黒です。
まだまだ暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は帰省して実家のお猫様を愛でて幸せです。

しかし、それではブログのネタが無いので・・・・
釣りに行ってきました。
狙いは「ハゼ」です。


早朝五時に出発。まずは餌を入手します。
自販機なら24時間購入可能です。



餌はアオイソメ。
ウネウネです。非常に元気なので暴れます。噛みます。







ポイントに到着したら釣り開始!




ところで皆さん、「ハゼ」ってご存知ですか?
釣りをする人ならよく知っている魚だと思います。
天ぷらにすると非常に美味し魚です。
が…、スーパーなどで見かけることはありません。
色々理由はあるのですが、「サイズと量」が安定しないことが大きな要因だと言えます。
海底で動かず、群れる魚でもないので、底引き網に多少かかる程度。
そのため市場への安定供給に向かない魚と言えます。
実は、市場販売に向かない魚は非常に多く、それらは水揚げされても一般消費者の手には渡りません。
ハゼも非常に美味しい魚ですが、漁師さんか、釣り人の胃袋に収まります。
獲った人の特権ですね。

最近ではベンチャー企業が、これらのいわゆる「未利用魚」を専門に扱い、漁師と飲食店の橋渡しをする事業を展開していたりもします。
獲れるかどうかわからない「未利用魚」を扱うので、スピーディーな情報伝達と流通網の確保が困難なビジネスと言えます。
漁師さんの新たな収入源として確立できれば、後継者不足問題の解消にも繋がるかもしれませんね。
また、漁業は非常に地域性が色濃く出る産業です。
ある場所では高級魚として扱われる魚が、別の場所では全く価値がないこともあります。
時代や地域によって資源として扱われる魚が異なり、それぞれの漁村、漁協での戦略を分析することができます。
ぜひ、研究してみたいテーマです。ゼミ生、研究してくれないかな?



と、考えている間に釣れてます。
小さい!この後、手の平サイズを数匹釣り上げました。



2時間半ほどかけて、ハゼ13、セイゴ6匹ほどを釣り上げて撤退。
日が昇ってきて暑いです。

家で天ぷらにして実食!小さいものは唐揚げに。
旨い!!
機会があれば、皆さんも「ハゼ釣り」、いかがでしょうか?
東京湾では非常によく釣れる魚ですし、初心者にもオススメの釣りですよ。





           (釣り・写真撮影協力者:親父 / 調理協力者:お袋)