2017年2月26日日曜日

Japan Study Programの短期留学生と交流しました

 皆さん、こんにちは。経営学部教員の柴田です。
 東京経済大学では、海外の協定校・友好校の学生を対象に、日本語や日本文化を学んでもらう短期留学プログラム「TKU Japan Study Program」を毎年7月と2月に開催しています。今回は2月13日(月)から27日(月)まで、韓国の2つの大学と中国の5つの大学から来日した短期留学生14名が参加しています。歓迎パーティーの様子は、本学の大学ニュースでも紹介されています。
 この短期留学生の皆さんと、柴田ゼミの2年生が一緒にグループワークを進めて、23日(木)に発表会を行いました。

 一緒に考えてもらうテーマは、「日本のコンビニエンスストアは、中国や韓国に進出して、すっかり馴染み深い存在になっている。しかし、同じチェーン店であっても、いろいろと日本と違う部分がある。どこが同じで、どこが違うかを実際に店舗を調べて、なぜそのような違いが生まれるのか、その理由を考えよう。」というものです。東京経済大学周辺の徒歩圏にも、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3大チェーンのコンビニエンスストアが出店しています。まずはみんな一緒に店舗を見てまわり、その後、教室で「同じところ」「違うところ」をなるべくたくさん取り上げて、内容を整理します。下の写真は、みんなで話し合っているところです。

 話し合いの結果をもとに違いが生まれる理由を考えて、最終的にパワーポイントで資料作成して、短期留学生の皆さんに日本語で発表してもらいました。こちらの写真は、発表の様子です。

 経営学では、さまざまな国や地域で同じ製品、同じビジネスの仕組みを導入していくことを「グローバル化」、それぞれの国や地域の特性に合わせた別々の製品、別々のビジネスの仕組みを導入していくことを「マルチナショナル化」、あるいは「マルチドメスティック化」と呼びます。たとえばAppleが全世界に同じようなiPhone(厳密に言えば、ACアダプタのプラグ形状とか、電話会社ごとの電波方式に合わせて小変更を加えていますが)を導入していくことが「グローバル化」の典型ですし、日清食品が各国の味の好みに合わせたさまざまなカップめんを導入していくことが「マルチナショナル化」の典型です。実際のビジネスでは、その中間の状態で進められていくことが多いのですが、そのバランスは、環境の違いによる部分が大きいわけです。コンビニエンスストアを見ていると、日本ではどのチェーンでも店舗での商品販売だけでなく、公共料金、税金、年金の払い込みや、宅配便の発送、受け取りや、情報端末を使って大学入試の受験料の払い込みや、コンサートチケットの購入などを行うこともできます。また、来客が使えるトイレを用意しているところがほとんどです。しかし海外では、同じセブンイレブンであっても、商品販売以外の付加サービスは限定的ですし、来客用のトイレは見かけません。一方、中国や韓国では電子マネーの普及が進み、短期留学生に聞いても現金のたくさん入った財布を持ち歩くことはないと言います。(「マクドナルドで現金しか受け付けない、というので驚いた。」とも語っていました。)このあたりは日本より進んだ仕組みが導入されているようです。

 コンビニエンスストアの本部の海外事業担当者は、当然各国で違いのあることは充分承知しているはずです。しかし「こちらの方が、もっと便利な良い仕組みだ」と思えることを、全ての国に同じように導入しているわけではありません。ではなぜ、各国で違いが生じるのか?については、さまざまな理由があり、とても一口で説明できるものではないと思います。それを自分たちの身近な体験を通じて、少しずつ解明していくことが、大事な学びになるはずです。経営学は、私たちの身近なところから始まる学問なのです。

2017年2月20日月曜日

【学問のミカタ】実際の特長を広告で表現できない?!

 経営学部の本藤です。
 私立大学は、そろそろ入試シーズンも収束しつつあります(国立大学はこれからが二次試験ですから本番ですね)。
 既に、進学する大学が決まった高校生は、自分のキャリアやワークスタイルなどを色々と考えて、興味のある本を読んだりして大学生活の助走を始めてみましょう。


 今月の学問のミカタのテーマは「ルール」です。
 このルールというのは、小学校時代から生活指導の先生が厳しく教え込んできているかと思われます。大学生活においても様々なルールがあります。
 授業では、個々の担当教員の方針によって千差万別です。
 当然のことながら、テレビや雑誌でよく目にする商品広告においても様々なルールがあります。


 多くの食品メーカーにとって頭が痛いのが「薬事法」でした。
 これは、医薬品などの品質、有効性、安全性等を確保するために、製造、販売、流通、そして広告などに関する規制でした。
 これが昨年(2016年)11月に「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(通称:薬機法)として、半世紀以上続いた「薬事法」の改正を機に名称変更されました。
この広告規制に関して簡単に言えば、医薬品以外は「効く」とか「治る」とか言ってはいけない、というイメージです。医薬品についても、十分にメディカル・エビデンス(医学的根拠)がなければ、あれにもこれにも効くと言ってはいけないと想像以上に制約されます。

 先日、本藤ゼミは、ハウスWFに対して「ウコンの力」のプロモーション提案をしたのですが、この「ウコンの力」も薬事法の制約が強い商品です。
 一般的に、この商品は二日酔い対策として口コミで広がりました。しかし、テレビCMや店頭POPなどでは、間違っても「二日酔い対策に効果的です」などとは書けないのです。それは医薬品でもなければ、トクホ(特定保健用食品)でもなければ、機能性表示食品でもないからです。
そうすると現在のウコンの力のCMで、飲み会シーンで「飲んどかなくちゃ」を連呼するような内容で、直接的な表現をせずに連想させるレベルにとどめなければならなくなるのです。


 医薬品は厚生労働省、トクホと機能性表示食品は消費者庁の管轄ですが、いずれにしても効能効果の医学的根拠を明確に証明して、それを認めてもらう必要があります。


 つまり、世の中に氾濫している健康食品と言われる医薬品でも機能性表示食品でもトクホでもない商品は、「効く」とか「治る」ということを表現することは許されないのです。
 しかし!みなさんもインターネット上での商品広告を見ていて気づくことも多々あるかと思いますが、医薬品でもなければ、トクホでも機能性表示食品でもない商品なのに「〇〇に効く」とか「3か月でウエスト10センチ以上痩せる!」とか滅茶苦茶なキャッチコピーが氾濫しています。
 大手メーカーではコンプライアンス(法令遵守)が徹底されているため、化粧品でも「美白効果」などを広告できるように医薬品としてのメディカル・エビデンスに基づいて広告されているのですが、そのようなコストをかける余裕がない中小メーカーでは広告表現でも色々と頭を悩ませて、工夫しています(それが勢い余ることもしばしばなため、特にネット上での表現は無法地帯気味です)。


 日常的に目にして耳にする広告ですが、消費者に誤解を与えないための、企業の適切なプロモーションを実現させるための厳しいルールがあります。

文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「ルール」をテーマとしたブログがアップされる予定です。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ : 「経済学とルールの関係性
・コミュニケーション学部ブログ : 「ルールブックにない“ルール”
・現代法学部ブログ : 「法も「ルール」~そんな「法」の学び方をお教えしましょう~
・センターブログ : 「英語学習のルール?

2017年2月5日日曜日

入試と就活(小木ゼミ通信vol.17 小木ゼミ近況、企業コラボ進捗状況、小木ゼミの今後の予定など)

 マーケティング、ソーシャルマーケティング担当の小木です。

 成績評価の提出を終えて(´▽`) ホッとしたのもつかの間、東経大でも前期入試の時期を迎えました。また、ゼミの新4年生(現3年生)からは就職戦線の便りも届き始めており、2月・3月は大学としても何かとせわしない時期です。

 あらためて考えてみますと、入試と就活の時期はいまや一緒なんですね。

 とにもかくにも、

 受験生の皆さん、入学試験頑張ってください!
 そして、サクラ舞い散る4月に国分寺キャンパスでお会いしましょう!
 東経大はサクラがとてもキレイですよ(秋はイチョウがキレイ)!

 就職活動に臨む、新4年生(現3年生)の諸君も頑張ってください!
 日頃のゼミなどでの頑張りがどうか報われますことを祈念しております。
 May the God be with you!


 しかし毎度思うことなのですが、小学受験は11月がピークですが、2月の中高大の入学試験の時期はどうにかならないものですかね。

 この間、テレビで中学受験の話題(東京など首都圏の話)を見ましたが、なんともネガティブな話でした。インフルエンザにかからないように、また受験勉強のために、都区内の公立小学校では、年明けから自主休講(勝手に休む)が横行しているというものでした。ひどいクラスだと30名中5~6名くらいでの授業だったとか。どうかしていますね。

 親の立場から言うと、子どもには体調万全・準備万端で受けてもらいたいと思うのは親心ではあるのですが。。。とはいえ、義務教育を無視してまで学校を休んでいいとは到底思えません。悩ましいところです。いっそのこと、入試時期をインフルエンザの流行のピークを避ける日程で実施できないものかと、とりとめもなく真剣に悩んでおりました。

 大学入試では、現在のセンター試験が廃止され、新センター試験が2020年度から導入されることになるようで、本当に現場は混乱を来すこと必至です。どんな問題形式になるのでしょうか?リスニングはどうなるのでしょうか?英語などの外部試験の導入はどこまで認められるようになるのでしょうか?

 これからの受験生は、いろいろなことに振り回されないよう、普段から努力を積んでおくのが肝要かと思います。


 さて、今回の小木ゼミ通信のラインナップは次の通りです。

1.「国分寺物語」メンバーが、国分寺市長とついに対談(ジェイコム番組にて)
2.2016年度 TFTランチの決算
3.こんなお菓子あったらいいなプロジェクトは社長プレゼンへ
4.今後の小木ゼミの予定




1.「国分寺物語」メンバーが、国分寺市長とついに対談(ジェイコム番組にて)

 国分寺市役所からの突然の依頼で、1月5日、東京経済大学にて、国分寺物語選抜メンバーと国分寺市・井澤邦夫市長との対談が、J:COM(ジェイコム)番組「長(ちょ~)っと散歩」の収録というかたちで行われました。


国分寺市・井澤邦夫市長と、我が「国分寺物語」メンバーとの対談(J:COMチャネル 地デジ11chより 2017年1月16日~22日放送)
 番組は、東京経済大学にある新次郎池からスタート!新次郎池の由来を、市長のさわやかトークで語った後、新図書館前で待つ、我が「国分寺物語選抜メンバー」と合流。少し緊張気味のメンバーでしたが、市長の好リードのおかげで、「国分寺物語」について、およそ15分ほど、ビシッと語ってくれました(放送は1月16日~22日でした)。

 だんだんと皆さんに知られるようになってきました。石の上にも3年です。今後も頑張っていきたいと思います。

 興味のある方は下記ご覧ください。

関連記事(撮影の模様) http://www.tku.ac.jp/news/018684.html
国分寺物語HP https://kokubunjimonogatari.com/




2.2016年度 TFTランチの決算

 先日、カンブリア宮殿で、TFT(テーブルフォートゥー)が取り上げられていましたね。TFTプログラムを採用するMUJIカフェをはじめとする各企業が紹介され、大学では上智大学が取り上げられていましたが、2016年度の販売貢献は、東経大・小木ゼミも負けていないと思うのですが。。。。

 この次こそ、ぜひ東経大・小木ゼミの取り組みも取り上げてほしいものです。

 さて、2016年度は、前期38860円(1943食)、オープンキャンパス27080円(1354食)、後期24880円(1244食)の合計90820円(4541食)を、TFT(テーブルフォートゥー)を通じてアフリカの子供たちの給食に寄付させていただきました。過去最高金額・食数です。

 TFT、東経大生協の方々、ご協力ありがとうございました。



 引き続き、2017年度も頑張っていきたいと思っています。応援のほど、よろしくお願いいたします!



3.こんなお菓子あったらいいなプロジェクトは社長プレゼンへ

 こんなお菓子あったらいいなプロジェクトは、いよいよ社長プレゼンのステージへと進みます。
3月23日に行います。2年生4チームは頑張ってください。

 次回、この模様は報告いたします。




4.今後の小木ゼミの予定

 現在、小木ゼミは充電中ですが(お菓子コラボは各グループで進行中)、3月21日~23日はてんこ盛りです。

3月21日(火) 入ゼミ面接 9:50集合(ゼミ登録は3月中旬)

          ⇒小木ゼミ希望の方は応募登録を忘れずに

3月22日(水) 卒業式&卒業イベント 11:20集合


3月23日(木) お菓子コラボ社長プレゼン/卒業ゼミ生を送る会

4月12日(水) ゼミ開始

 以上

 小木でした。