2016年12月25日日曜日

山本ゼミ、受賞が続く!!①多摩の学生まちづくりコンペ優秀賞、②知財活用アイディア全国大会ファイナリスト賞&予選会優秀賞、③多摩信フィードバック報告、④多摩大AL発表祭招待報告、⑤ゼミ研究報告会

 こんにちは、山本聡です。中小企業経営論を担当しています。

 11~12月はゼミ活動のピークです。ゼミ生の研究が終わりに向かいつつ、参加しているプレゼン大会の決勝戦が毎週のように開催され、外部のいろいろな組織から、

「ゼミ生に発表してもらえないか?」

とのお誘いも頂きます。ゼミ生にとっては一年間の研究成果を「ガチ」な場で、試される機会となります。本年度は幾つもの賞を頂くことができ、結果として、ゼミ生の4月からの努力が報われた一年となりました。そんな山本ゼミの2016年11~12月をダイジェストで紹介します。幾つかは東経大のニュースでも取り上げられていますので、適宜、リンクを張っています。
 なお、山本ゼミの活動には地域連携センターなど東経大スタッフの方々から有形無形のご支援を頂いております。この場を借りて、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.多摩の学生まちづくりコンペティション2016優秀賞!!

 
 12月8日に多摩の学生まちづくりコンペティション2016が開催されました(立川市・柴崎学習館)。山本ゼミMIZU×TAMA班は23チーム参加の予選(9月17日)を突破して、二年連続の本選出場を決めました。本選では日本計画行政学会会長、八王子商工会議所会頭、三井不動産、三菱地所、ダイヤ高齢社会研究財団といったまちづくりに関する有識者7名の審査委員と、100名近くの聴衆の前で、6チームがプレゼン。山本ゼミがこの一年間、富士ゼロックスや東村山市役所、多摩信用金庫と進めてきた産学連携プロジェクト
 
瑞でつながる多摩の街づくり~MIZU沁み渡るTAMAらない旅プロジェクト~

二年連続の優秀賞(2位)となりました。ゼミ生はこのコンペティションに向けて一年間邁進してきたため、その表情には最優秀賞でなかった悔しさも垣間見えましたが、大変に立派な成績です。
 
 三回目となる多摩の学生まちづくりコンペティションですが、二年連続で優秀賞を獲得したゼミはこれまでなく、二年連続優秀賞以上の大学もなかった。さらに、二年連続本選出場したゼミ自体がなかったのです。

 この結果をもたらした山本ゼミ三年生3名には拍手を送りたいと思います。

審査委員およびゼミ生と優秀賞の記念撮影

お世話になった方々との記念撮影

プレゼンの様子

懇親会でのスピーチ

2.知財活用アイディア全国大会ファイナリスト賞&予選会優秀賞!!


 山本ゼミでは、今年度から富士通主催「知財活用アイディア全国大会」に参加しています。二年生チーム4名が6月から邁進してくれました。11月2日に西武信用金庫主催の「第17回ビジネスフェアfromTAMA」(東京ドームシティプリズムホール)で、予選会が開催。22チームの中、6チームの優秀賞に輝きました。

 その後、全国103チームの中で全国大会出場13チームの一つに選抜され、12月10日の全国大会(富士通・汐留本社)に駒を進めました。予選会参加22チーム中、2チームのみでした。

 決勝では300名近くの聴衆の前で、プレゼン。最優秀賞、優秀賞には惜しくも一歩届きませんでしたが、ファイナリスト賞を受賞しました。

 東経大自体が初参加で、ゼミに入ったばかりだったにも関わらず、こうした成果を出した山本ゼミ二年生4名は本当によく頑張りました。


全国大会のプレゼン

お世話になった方々と記念撮影

予選会での記念撮影

予選会優秀賞の様子

3.多摩信用金庫でのフィードバック報告

 
 12月9日には多摩信用金庫 本店(立川市)で、山本ゼミ3年生が研究報告をしました。今年度、当該ゼミ生を代表とするチームは多摩信用金庫を始めとした東京都の信用金庫に関する研究を実施。その内容を評価され、多摩信用金庫の職員の方々向けのフィードバック報告が開催される運びとなったのです。

 経営学は実際の企業経営に貢献することを目的としています。そのため、ゼミ生にとって、今回の機会は非常に価値あるものになったと考えています。


フィードバック報告の様子
(諸事情により、PPTの内容を修正しています)

多摩信用金庫の方々と記念撮影

4.多摩大のアクティブ・ラーニング(AL)発表祭での招待報告


 12月10日は山本ゼミ恒例の多摩大学での招待報告でした。多摩大の先生とは2年前の多摩の学生まちづくりコンペティションで知り合い、以来、ずっと招待報告のお誘いを頂いています。山本ゼミではAL祭での報告を一種の他流試合として位置付けています。多摩大の先生方や企業の方々、学生合計100名以上に山本ゼミの報告を真剣に聴講して頂き、様々な示唆に富むコメントも頂けるため、上記のプレゼン大会決勝戦に挑むに際し、大変に良い機会となっています。ありがとうございました。


招待報告の様子①

招待報告の様子②
この時の経験が、多摩の学生まちづくりコンペでの優秀賞に役立ちました

5.経営学部ゼミ研究報告会


 12月10日は経営学部のゼミ研究報告会も開催されました。多摩大での報告を終えた後、山本ゼミ三年生の二チームが報告しました。山本は知財活用アイディア全国大会に赴いたため、参加できなかったのですが、大変に盛況だったとのことです。経営学部のゼミ活動における基盤の一つなのではないかと思います。


報告の様子① 

報告の様子②


 以上、山本ゼミの11月~12月の活動模様を報告しました。2016年度の山本ゼミ三年生、二年生は様々な困難に直面する中で、教員の指導を積極的に受容し、努力した結果、大変に素晴らしい成果を出してくれました。山本ゼミ生の激動の12月、大変だったけど、充実したものだっと思います。ゼミで参加しているコンテストの結果が全て開示されたわけではないですが、ひとまず、中締めとしての報告でした。

 高校生の皆さん、興味を持たれたら是非、東京経済大学経営学部のドアをノックしてください。



文責:山本聡(中小企業経営論担当)

2016年12月19日月曜日

【学問のミカタ】ノーベル賞のプロモーション効果

21016.12.19

経営学部の本藤です。
今月の【学問のミカタ】の共通テーマは「ノーベル賞」。
アルフレッド・ノーベルは、言わずと知れたダイナマイトに代表される様々な爆薬を発明して、それによって莫大な資産を残した発明家でもあり、科学者でもあります。
ノーベルは、多くの人から批判され、きっと科学者としての探求心から研究開発した爆薬が戦争における人命を奪う事態に至らしめたことに胸を痛めていたのだと思います。
彼の遺言にしたがって、人類に貢献した世界中の人々にノーベル賞が贈られるようになりました。
そう考えると、ノーベル賞で最も重要な賞はノーベル平和賞なのかもしれません。


今年のノーベル賞受賞者で最も話題を集めたのが文学賞受賞のボブ・ディランですね。(※ずっと僕は「ボブ・デュラン」だと間違えて記憶していました・・・)
日本人の文学賞受賞者川端康成は、たしかに(日本語として)美しい情景描写が評価されたことは分かるのですが、大江健三郎は小難しい日本語でピンときませんでした(ただ、どうやら外国語に訳しやすい文体だったとか・・・)。これに対して、ボブ・ディランの歌詞も小難しい表現のような印象ではあるのですが、平和を求める気持ちや反体制的マインドに満ち溢れているところが評価されたようです。


もはや世界の潮流としての音楽としては忘れ去られていた感のあるボブ・ディランの歌が、再び巷に流れるようになり、ここに来てヒットチャートの上位にランクインしてくることを考えると、ノーベル賞のプロモーション効果は凄いと再認識しました。


これは、マーケティング的に考えると、リブランディングですね。あるいはリポジショニングと言えるのかもしれません。本人の音楽が変わったわけでもなければ、あらたに新曲を出したわけでもないのですが、オーソライズされた結果、人々の中にあるボブ・ディランのポジションが設定し直されたんですよね。
音楽界に格というものがあるのかどうか分かりませんが、ボブ・ディランの音楽が、この受賞によって普遍的なポジションに引き上げられたわけで、そのマーケティング効果は凄まじかったと言えそうです。


このリポジショニングというのは、僕が尊敬するマーケターのひとりジャック・トラウトによって提唱されたアプローチですが、ターゲット・セグメントを変えたり、プロモーション・メッセージを変えたりして、顧客の頭の中にあるブランドの序列を描き替えることを言います。
今回のボブ・ディランの音楽を聴く主なセグメントは、おそらく彼の年齢を考えるとシニア層だったはずですが、世界的権威であるノーベル賞受賞をきっかけとして、これまで彼の音楽を聴いたことのなかったミドル層以下を獲得したことで再び注目されたということになりそうです。



文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「ノーベル賞」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ : 「取引費用とノーベル経済学賞
・コミュニケーション学部ブログ : 「ディランのノーベル賞騒動で思ったこと
・現代法学部ブログ : 「奥山ゼミの北欧ゼミ研修
・センターブログ : 「日本人がノーベル賞を受賞してよかった!

2016年12月4日日曜日

12月を制すものはゼミ選びを制す!?(小木ゼミ通信vol.17 小木ゼミ近況、企業コラボ進捗状況、小木ゼミの今後の予定など)

 街はクリスマス一色になっていますね。

 いつの間にか今年も終わりに近づいてきました。

 クリスマスツリーはいろいろとありますが、私はガチャガチャしていない、シンプルなツリーが好きです。

 いまどきの高校生や大学生はどんな感じのものが好きなのでしょうか。




 特に、12月(師走)は街中がセカセカしていますが、本学の1年生にとっても、ゼミ選びのための重要な月です。なぜならば、1月になれば定期試験、2月は春休みで、3月にはっと気づけば、「ゼミ」をどうしようかを悩み始めても、もう遅いからです。

 11月25日には、ゼミのシラバスがマナバにて公開されていますし、ゼミ紹介やオープンキャンパスなども目白押しです。「12月を制すものはゼミ選びを制す」です。

 頑張ってください!


 さて、小木ゼミ通信も16回目となります。そのラインナップは!?

1.毎年恒例の小木ゼミOBOG会が開催!

2.2016年12月のTFTランチが決定!

3.「国分寺物語」シンポジウムのお知らせ!

4.小木ゼミの今後のスケジュール(ゼミ説明会・オープンゼミ)



 1.毎年恒例の小木ゼミOBOG会が開催!

 毎年恒例の小木ゼミOBOG会が11月末に開催されました。今年は、最大の80名を超えての大盛況ぶりでした。OBOGは、みんな大人になっていて、頼もしくも、素敵になっていました。私の宝物の一つです。3時間半の1次会の後、2次会も終電まで開催され、楽しいひと時を過ごしました。

 現役生は、先輩から就職の手ほどきを受け、来年度も、これまで同様、就職を勝ち切ることができると確信しました!OBOGの支援があるのも、小木ゼミの就職に強い理由のひとつになっています。






 2.2016年12月のTFTランチが決定!

  「TFT(Table For Two)×東経大生協×小木ゼミコラボ:健康ランチ販売プロジェクト」ですが、11月の試食会を経て、2016年冬のTFTランチが決まりました!12月5日より発売です!


試食会の模様

 東経大・小木ゼミが進める本プロジェクト(女子プロジェクト)は、今回で4年目になりますが、東京都内の大学でもまだ数校しか行っていない取り組みです。本プロジェクトは、皆さんが購入してくれた健康ランチの売上の一部(1食あたり20円)をアフリカの子どもたちの給食に寄付させていただくものです。

 今回のランチメニューは、その名も「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」と「がっつりジューシー、俺の鶏丼」です。2016年後期は、新作「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」が12月5日~9日、復刻リクエスト1位の「がっつりジューシー、俺の鶏丼」が12月12日~16日に販売されます。今回も、2種類を投入です。私も試食会に参加しましたが、俺の鶏丼は言わずもがな、BBNB丼はかなりおいしい!乞うご期待!

「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」 12月5日~9日

かなりの大型新人!期待がもてます!



「がっつりジューシー、俺の鶏丼」 12月12日~16日


いろいろなタイプを作りました!2015年の写真です。


 TFT健康ランチ名と販売期間

12月5日(月)~12月9日(金)「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」

12月12日(月)~12月16日(金)「がっつりジューシー、俺の鶏丼」

場   所:東経大生協食堂




 3.「国分寺物語」シンポジウムのお知らせ!&国分寺写真コンクールのお知らせ!


 12月7日(水) 2時限 E203教室にて、「国分寺物語」シンポジウムが開催されます!多くの皆さんの来場をお待ちしております。「国分寺物語」のすべてをお届けいたします!

 また、第38回こくぶんじ写真コンクールも開催されます!同コンクールには、小木ゼミが協賛しており、「国分寺物語賞」もあります。ご興味のある方は、ご応募ください!




 4.小木ゼミの今後のスケジュール(オープンゼミなど)


 【ゼミ説明会・オープンゼミなどの日程】

 小木ゼミに関するオープンゼミなどのスケジュールは次のとおりです。興味のある方は、奮ってご参加お待ちしております。

 各ゼミのシラバスが、11月25日にTKUポータルにアップされています!しっかりゼミ選びに活用してください。

(オープンゼミ〈終了後、ゼミ座談会〉)

12月 7日(水)2時限 E203 「国分寺物語」シンポジウム

12月14日(水)2時限 F304 2年生研究発表最終日・ゼミ生との個別相談・交流会

12月21日(水)2時限 F304 ゼミ個別相談会・交流会→夕方からクリスマス会&幹部交代式

 1月11日(水)1・2時限 F304 1時限オーストラリア研修報告会/2時限 ゼミ個別相談会・交流会

 1月18日(水)2時限 F304 「こんなお菓子あったらいいなPJ」ゼミ内選考会


(ゼミ研究報告会)

12月10日(土) 経営学部ゼミ研究報告内(小木ゼミからは4報告 13:00~17:00)

*興味のある方は、小木ゼミTwitter(@ogi_seminar)で確認してください。

 文責:小木紀親