2016年7月31日日曜日

今年もオープンキャンパスは激アツ!(小木ゼミ通信vol.15)

マーケティング論、ソーシャルマーケティング論担当の小木です。


今しがた(7月31日17:00)、2016年度一発目のオープンキャンパス(OC)のお手伝いを終えました。

今年のオープンキャンパス(OC)は、初日から大盛況で多くの来場者があり、過去最高の来校者数を記録しました!



朝の総合ガイダンスは、メイン会場~第3会場まで全てパンパンです!
ご来校ありがとうございました!写真は、第3会場です。


7月最終日の今日9:00過ぎの時点では、すでに大学はかなりヒートアップしていました!

今年のオープンキャンパスはとにかく熱かった!ポケモンGOに負けないほどの、激アツでした!


私の役どころは、個別相談とゼミ活動報告会でした。双方の会場でお会いした、ご本人(受験生)も親御さんもとても熱心でした。なかには、高校1年生や2年生の生徒さんもいて、驚くのと同時に、感心いたしました。

小木ゼミの活動報告にも、多くの来場者があり、説明するゼミ生も自然にヒートアップしておりました!


OC内での小木ゼミ活動報告では多くの高校生と親御さんが来て頂けました!
心より御礼申し上げます!


小木ゼミが手がける企業との3つのコラボ活動を紹介いたしました!
最後は、小木ゼミ代表が、ビシッと熱くまとめてくれました!


ご来校、ご来場の皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

この後も、オープンキャンパスは、8月1日(月)、8月27日(土)、8月28日(日)と続きますので(ちなみに10月29日・30日、12月10日もあります)、ご関心のある方はぜひ参加してみてください。




さて、小木ゼミも夏休みに入り、ゼミ生はそれぞれ自己を成長させるための充電期間に入りました。ここでは、7月までの活動を、まとめておきます。

企業コラボの進捗状況など

①.こんなお菓子あったらいいなプロジェクト


現在、ゼミ生それぞれが個々人でプレゼン案を考案中です。

そういえば、すでに早いうちに社長からはうかがっていたのですが、つい先日、コラボ先の鈴木栄光堂・イーグル製菓は、「東京どりいむ」を買収し、羽田空港・成田空港の販売権を獲得しました(日経新聞にも掲載)!今後、空港での販売活動・プロモーション活動もかなり重要になってきますので、小木ゼミの新たな役割も増してきそうです。社長からも早くも提案のほどよろしくとのことでした。


②.Web「国分寺物語」プロジェクト


現在、少しずつプロジェクトが進行中です。追って、ご報告させていただきます。

なお、国分寺市役所とのタイアップ、フェイスブックの更新なども、継続中です。


③.TFTプロジェクト


前回紹介しておりました、7月から3週間行ったTFTランチの販売数が確定いたしました。

なんと「1943食」を売り上げ、過去最高を記録しました!

お買い上げいただいた皆様には感謝申し上げます。

食数×20円を、アフリカの子どもたちの給食に寄付させていただきます。


また、本オープンキャンパスでも、TFTランチ(ふわとろオムライス)が提供されています!



オープンキャンパス来場者には無料で食べられる「ふわとろオムライス」

オープンキャンパスへの来校者は無料で、学食体験として、「ふわとろオムライス」を食べることができます。ぜひ、オープンキャンパスにいらして、食べてみてください!

                                      
                                       以上です。




2016年7月28日木曜日

今年もファイナンシャルプランナーの教科書をお手伝いしました!

暑中お見舞い申し上げます。
経営学部の吉田靖(経営財務論担当)です。

この時期、受験生のみなさんはオープンキャンパス、大学生のみなさんは期末試験で、夏休み前の山場でしょうか?
暑い中ですが、熱中症などに気をつけて、ゲームのしすぎにも気をつけて、頑張りましょう!
この時期というと、私にとっては毎年協力しているファイナンシャルプランナー(FP)のテキストが出版される時期です。
今日はその見本誌が届きました。書店にもまもなく並ぶと思います。
金融資産運用設計という名称になっています。
左側が今年のものです。

 
FPについては、詳しくは日本FP協会のウェブサイトなどをご覧下さい。
ひと言で言うと、みなさんの夢を実現するためには、どう計画すればよいのか、というアドバイスをする専門家です。
そのグローバルなトップレベルの資格にCFP(R)があります。
その他は国によってランクはいろいろありますが、日本の大学生ですと2級FPを目指すとよいと思います。
東京経済大学でも、様々な資格取得の支援策を用意して、みなさんをお待ちしていますので、是非利用して下さい。
特に金融関係は業界的にも資格が多くなっています。
大学3年生までに資格が取れていると、就活の時にもアピールできます。

ところで、この本は、資格のテキストと言うことだけではなく、一般的な金融の知識が、幅広く、かつ毎年更新されていて、1800円+税という結構お買い得な本だと思います!直ぐに見たい人は東京駅の近くの大きい本屋さんなどですと、だいたいおいてあります。

さて、夢の実現というと、受験生はまずは大学の合格ですね。
しかし、それが最終目標ではありませんから、自分の夢の実現に一番近い大学を選びましょう。そのためには、是非オープンキャンパスにおいで下さい。

私も、7月と8月のオープンキャンパスでは、経営学部の一員として毎日みなさんをお待ちしています。
来年の春は満開の桜の中で!
 
吉田 靖(よしだ やすし)

2016年7月11日月曜日

【学問のミカタ】暑い季節の悩みは何ですか?

経営の本藤です。
今月の【学問のミカタ】の共通テーマは「夏」・・・
今年の関東は深刻な水不足のニュースが流れていますが、長期予報では、気温が「平年並みか高め」で、降水量は「平年並みか多め」とのことです。
今年の夏は、夏らしい夏になりそうな予報ですね。


そこで、みなさんに質問です。
暑いときの悩みはなんですか?

回答例として考えられるのは・・・
①汗をかいて汗染みが気になる(高校生だと気にならないかもしれませんが・・・)。
②紫外線で肌荒れを起こしてしまう(最近は敏感肌の人が増えています)。
③熱帯夜で寝苦しい(睡眠不足になりがちですよね)。
④屋外の部活で熱中症にならないか不安(最近は屋内でもあり得ます)。


このような生活者の悩みはマーケットを生み出して、ビジネス・チャンスになります。
自分たちがツラいなぁ~と感じることは多くの人がツラいと感じるはずで、そこにソリューション・ビジネスが生じるのです。


①では、「Ban汗ブロックロールオン プレミアムラベル」(ライオン)が発売されています。沢尻エリカのCMが目を引きますね。通常よりも高価格であるにも関わらず、多くのドラッグストアで目立つ場所に陳列されていて好調です。従来品とともにプレミアム感を漂わせるゴールド・パッケージで、より効きそうな商品になっていて、効くのであれば少し高い方を選ぶという人を捕まえたようです。  
 その他にも「Riffあせワキパット」(小林製薬)は、脇汗を吸収するパットを洋服の内側に貼り付ける商品があります。もしかしたら、夏用のシャツで脇汗が出ても分からない素材などの潜在需要もあるかもしれません。
 最近「デ・オウ」(ロート製薬)に「MARO」(ストーリア)と体臭対策のブランドが目につきます。これらは主に加齢臭を中心とした対策商品のようですが、汗をかきやすい時期には必需品になってくる可能性もあります。


②紫外線対策(UVケア)については、以前にボクの【学問のミカタ】で取り上げたので、そちらでお読みいただきたいと思います。

③寝苦しい時は、どうしていますか?布団をはぐのも立派なソリューションです。しかし、それだけでは体感できる効果は足りませんね。そこで一晩中エアコンをつけるのもソリューションです。でも一晩中エアコンを稼働させ続けるのは体にいいのか悪いのか・・・。
 となると、扇風機というソリューションもあります。ホコリのない部屋であればいいのですが、扇風機でホコリが舞い飛びそうな気もします。それに風切り音も気になります。この音の原因は、風を生み出すプロペラが必ずカバーの網を通過してくるからです。これらの問題を取り去ったのが「タワーファン」(ダイソン)です。空気清浄機付きファンで、プロペラがなく快適な扇風機です。
 我が家では、息子は暑くなってくると氷枕を使い始めます。息子は頭寒足熱は体にいいと信じているようですが、これもソリューションですね。寝苦しい夜に氷枕って一般的なのでしょうか?もしも一般的でなければ、需要喚起によってマーケット創造の可能性があります。エアコンや扇風機の家電量販店の需要をドラッグストアの需要に転換できます。


④熱中症は怖いですよね。毎年お年寄りが屋内の熱中症で亡くなられていますし、部活でも熱中症で死亡事故がニュースで取り上げられます。熱中症対策として、水分の補給も重要なのですが、塩分の補給も忘れてはいけません。塩分も含まれていて、体への吸収率の高い「ポカリスエット」(大塚製薬)は熱中症予防の代表格です。
 塩分の補給に注目したのが「熱中飴」(井関食品)です。名前がダイレクトで、何のためのソリューション商品か瞬間的に理解できます。
 その他にも、クールサポーターのようなものは無数に商品化されていますし、本来は打撲などの応急処置に使われていた冷却スプレーを冷やしタオル作成ツールとして発売されたりしています。


このように、消費者が不快に感じたり、悩みを感じたりするシーンにはビジネスが発生するという事実です。日常生活において何か不便、不満、不快、不安を感じたら、そこに大きなマーケットが潜んでいるかもしれません。
「暑くて怠いね」とか友達と不平を共有し合うのではなく、不便、不満、不快、不安などに遭遇したら、何かビジネスになるんじゃないかと発想できるようになれば、暑い夏の暑さも和らぐかもしれませんね。


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「乗り物」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。
・経済学部ブログ「試験対策として重要なのは・・・!?」
・コミュニケーション学部ブログ「なつのいちにち
・現代法学部ブログ「東京物語と夏、老いた親の居場所
・センターブログ「だめよ〜だめだめ、サンゴの移植でさんご礁は復活しないの

文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/






2016年7月4日月曜日

タイからの短期留学生と本学学生の交流プログラムを実施しました

皆さんこんにちは。経営学部教員の柴田です。
昨年から開講している特別講義「グローバルキャリア入門」の一環で、今年もタイ・バンコクの泰日工業大学経営学部の学生との交流プログラムを実施しました。この科目は、海外から日本に来る短期留学生と交流するインバウンド型のグローバル化と、日本から海外に出かけて現地で交流するアウトバウンド型のグローバル化の両方を体験するというユニークな試みを行う科目です。昨年の様子はこちらをご覧ください。

泰日工業大学生7人は5月9日(月)に来日し、10日(火)には、経営学部柴田ゼミとの交流イベントに参加して「日本とタイにある、同じ名前のコンビニエンスストアでも、なぜこんなに違いがあるのだろうか?」というテーマで、小グループごとに実際の店舗を見て廻りながら考察してもらいました。思いのほか、たくさんの違いが見つけ出せるのですが、「では、なぜ違いがあるのか?」を考えると、互いの文化や歴史的背景、社会情勢など多くの要素がからみあっていて、なかなか一筋縄では答えが出ません。さらに10日(火)夕方からは学長や国際交流委員長、国際交流主任の先生方にも加わっていただき、歓迎会を行いました。写真は、堺学長を囲むタイ人短期留学生の皆さんです。この歓迎会の様子は、堺学長のBlog学生記者の紹介記事にも取り上げられています。今年この共同プログラムに参加する本学学生のほとんどは、特別語学の「タイ語」も並行履修しているため、お互いに打ち解けるのも早かったように見受けられました。



11日(水)からは、いよいよ本学学生11人との本格的な交流プログラムが始まりました。今年も両国の学生に一緒に考えてもらう共通テーマは、「タイで日本の甘くない緑茶をもっとたくさん販売できるような事業のしくみを考える」というものです。前回も述べたように東南アジア各国で販売されている茶系飲料の多くが、日本人から見るとかなり甘みの強い加糖飲料です。泰日工業大学生の皆さんにも「普段自分がよく飲むPETボトル入りの茶系飲料」をタイから持ってきてもらいましたが、やはり、この中には加糖のものが多く見られました。その中で、甘くない緑茶の販売拡大を図るには、さまざまなアイディアが必要となるはずです。今回は、このテーマに合わせて、泰日工業大学生にも日本の緑茶の良さを理解してもらうために、国分寺市内で実際に茶畑を持って栽培し、収穫から茶葉の加工までを手掛ける松本製茶の見学を行い、さらに、殿ヶ谷戸庭園内の茶室紅葉亭での茶道体験、茶系飲料を生産するキリンビバレッジ湘南工場の見学、全国のイトーヨーカドーの中でもっとも緑茶飲料の売上高の大きい木場店の店舗見学、セブンアンドアイグループの本部で飲料を担当するバイヤーの方から直接お話しを聞く機会などを用意して、お茶の生産から販売までの一貫した流れを理解してもらえるようにいたしました。写真は、松本製茶の茶畑、キリンビバレッジの工場見学、セブンアンドアイグループ本部での様子です。





さらに、日本文化体験として、きものの着付けや生け花を体験してもらうとともに、経営学部の田島博和先生のお宅に家庭訪問も行い、日本語の授業や、英語による経営学の諸分野(経営学、マーケティング、会計学、経営情報)の授業を行い、相当充実した内容になったのではないかと思っています。





5月27日(金)には期間中の日本語の授業での発表会、28日(土)には共同プロジェクトの中間発表会を行いました。「中間」と表現するのは、8月下旬に、今度は本学学生がタイ・バンコクの泰日工業大学を訪問して、さらに共同プロジェクトをまとめていくことになるからです。今回も、タイ人学生には日本語で、日本人学生には英語でと、ハードルを高くして発表をお願いしました。タイと日本と離れていても、どちらも経営学部の学生ですから、SWOT分析とかマーケティングミックスの4Pなど、基本的な部分で共通する知識があるため、短い期間でまとめた割には、どのグループも興味深いものになっていました。担当教員としては、大きな手応えを感じています。

本学学生がタイ・バンコクで研修を行うのは、8月下旬になります。その様子はまた後程ご報告したいと思います。

(文責:経営学部 柴田高)