2017年3月27日月曜日


特別講義「グローバル研修プログラム」



こんにちは。経営学部の関口和代です。
経営学部では、2017年度に3つの特別講義
「チームワークとリーダーシップ」
「プロジェクトで学ぶマネジメント」
「グローバル研修プログラム」を
新たにスタートさせることになりました。
2016年度に本ブログでもご紹介した「ビジネス創造」を含めた
4科目の説明会を329日(水)1030分から実施しますので、
興味・関心のある方は是非参加してください。










新たに開講される講義科目のうち、
今回は「グローバル研修プログラム」をご紹介します。
この科目では、夏期休暇中に8日間の海外研修を行います。
2017年度は、公益財団法人日本ユースリーダー協会が開催している
ASEAN地域の国を対象とした研修プログラムを活用する予定です。

日本ユースリーダー協会は、
「明日の国際社会を牽引する若き人材=ユースリーダーを育成支援し、
若者が夢と誇りをもって挑戦できる社会づくりに取り組」むことを
Missionとする、次世代リーダーを育成支援する公益法人です。
ユースリーダーを「若者ならではの自由なアイデアと社会的使命感をもって、
社会をより良くするために自ら行動し、人々の行動に影響を与える次世代リーダー」
と定義し、「さまざまな分野のリーダー達がボランティアで集い、次の世代のリーダー
を育成支援するという『世代のリレー』による活動」が続けられています。

その活動の一つに、高校生・大学生を対象とした
「グローバル・エデュケーション・ツアー(Global Education Tour)」、
通称「GET(ゲット)」があります。
現地でのホームステイや、小学校での授業体験、現地学生とともに課題に取り組む等、
現地公的機関のサポート体制で実施されるプログラムです。






日本ユースリーダー協会は過去40年にわたって、38か国から2000名以上の
若手リーダーを受け入れ、彼らを対象とした研修を実施してきています。

それらに参加した方々は、母国の政府機関や教育機関で活躍されており、
彼らをカウンターパートとしてプログラムは実施されています。


また、GETは、実際にかかる費用の一部を日本ユースリーダー協会が
補助していますので、参加費用は一般的なスタディツアーに比べて安価になっています。
そして、本プログラム参加学生に対しては大学からの費用補助もありますので、
さらに参加し易い価格設定になっています。

本講義の最大の魅力は、
日本とは異なる環境でさまざまな体験ができることだと思います。
夏期休暇中に実施されるGETは、日本各地から高校生・大学生が参加します。
現地学生達との交流だけでなく、東経大以外の学生達との交流ができることも
魅力の一つです。

海外研修は本科目のメインイベントではありますが、もちろんそれだけではありません。
ASEANに関係する公的機関の方や派遣先国でビジネスをされている方による
特別レクチャーもあります。ASEAN、派遣先国について深く理解し、それらの
地域・国と日本とのかかわりについて研究することも本講義の達成目標の一つです。


2017年夏は、ミャンマーとベトナムが派遣先国になりそうです。
昨夏、プログラム見学のため、短期間ですがミャンマーに行きました。
参加している高校生・大学生の活き活きとした様子を見て、
とても嬉しく、そして羨ましく思いました。
東経大の皆さんにも是非体験してほしいなと思っています。




下記は、ミャンマー取材中に亡くなられた東経大OBのジャーナリスト、
長井健司さんを取り上げた本です。













本講義に参加することによって、履修学生の皆さんには
さまざまな気づきを得てほしいなと思っています。
「百聞は一見に如かず」です。チャレンジしてみてください。


現在、図書館1階のブックウォールで、「グローバル研修プログラム」を履修する上で
役立つような関連書籍や資料を展示しています。今後、さらに充実させる予定ですので、
興味・関心のある方は、是非そちらもご覧ください。



 


(文責:関口和代)

2017年3月20日月曜日

【学問のミカタ】スキップされるテレビCM(T_T)

2017.3.20

経営学部の本藤です。
おそらく受験シーズンは終わったので、大学生になった人も受験生になった人も、あるいは進級した人も進級できなかった人も、みんな4月からの新しい生活になると思います。
すべての人に・・・お疲れ様でした(^O^)/


今月の【学問のミカタ】で紹介する共通テーマは「SNS」です。
でも、他学部やセンターのブログで、SNSそのものに焦点をあてたコンテンツがあると思うので、ここではSNSが果たしているマーケティングのなかのプロモーション・ツールとしての役割を考えてみます。

突然ですが、みなさんはテレビCMを見て「これ欲しい!」と思ったことはありますか?
そう感じる時はどんな時ですか?

ちなみに、テレビCMで世界的な有名タレントを起用して、(日テレやTBSなどの)在京キー局でゴールデンタイム(19時~22時)に流すとなると、いくらかかると思いますか?
製作コストが(担当する制作会社、プロデューサー、ディレクターによって大きく変わりますが)ざっと数千万円、有名タレントとの契約料に数千万(ハリウッドスターになると億単位)、更にゴールデンタイムのCM枠を持っているD社やH社などの大手広告代理店の(とっても高額な)手数料が上乗せされて、(挿入する番組の視聴率によっても影響を受けますが)放映するスポット回数に応じて課金されていきます。

まぁ、かいつまんで言うと、テレビCMを流すには巨額の「広告料」が必要になるわけです(笑)


しかし、最近の社会的傾向として、ドラマであってもバラエティであってもリアルタイムで視聴されなくなってきているようです(スポーツ中継はリアルタイム視聴が多そうですが・・・)。
我が家でも、中学生と高校生の子供たちは、見たい番組を録画しておいて、夕食の時間に時間差で見るようになっています。
それが7時からの番組でも、夕食が7時15分からであれば、番組はリアルタイムでやっているにも関わらず、夕食の時間にあわせて最初から見始めます。コマーシャルは早送りでスキップして、45分程度で見終えることになります。


つまり、「巨額のコスト」を投じてテレビCMを制作して、CM枠を確保して、何度も繰り返して流しても、それを視聴する人がいなくなってきているのです。
そんな背景もあって、人気タレントを起用した話題のテレビCMを流したからヒット商品になったなんていう話を聞かなくなりました。


そもそもテレビCMのコストが高額にのぼるのはなぜでしょうか?
それは、他の媒体と比較してテレビを視聴する人数が圧倒的に多いので、商品認知率の向上に役立っていたという面もありますが、なによりも多大なる影響を及ぼしていた歴史的背景もあって、テレビや広告に関わって稼がなくてはならない企業や人が(必要以上に)肥大化している事実は否定できません。


でも、残念ながら、老若男女すべての人をターゲット(顧客)として想定した商品やブランドは急激に少なくなってきています。つまり、不特定多数の人々に対しての広告宣伝コストは、費用対効果として見合わなくなってしまっているのです。


そんな費用対効果の視点から、格別に高額なテレビCMなどのマス・メディアではなく、パワーブロガーと呼ばれるような「個人」的なメディアを広告メディアとして活用するケースが増えつつあります。
このパワーブロガーは、それぞれに独自の強みであるテーマを掲げています。ペット、掃除、料理、健康などなど・・・
様々なテーマを掲げるブログを読む人は、明らかに興味の方向によって選別されているので、メーカーがターゲットとする顧客群を探し当てやすいとも言えます。
何よりも、そのブログに関わっている人がテレビCMと比較して格段に少ないので、圧倒的に安く的確なターゲット顧客に情報伝達できる可能性があります。


とは言うものの、この「ブログ」はネット上の情報発信サイトと言えますが、実はそう簡単に読者が集まるものではありません。単にサイトを開設していても、多くの人が訪問するサイトになりません。そこに大きな推進役を果たしているのが「SNS」です。
具体的には、Line、Twitter、Facebook、Instagramなどですが、これは「人と人とのつながり」を連結させていくコミュニケーションツールです。
友達の友達が友達になって情報拡散するので、発信した情報の受信者の中に破格の数のフォロワーや友達を保有していると、短時間のうちに全国レベルで波及していく可能性があります。しかも、波及範囲は地域や国を問わない世界規模です(とは言うものの、言語の障壁があるので、基本的には同じ言語圏限定ということになりますね)。
つまり、発信力があって影響力のあるブログも、SNSのような“飛び道具”が、その影響力の大きな推進役を果たしているのです。


さらに、テレビは前述のような視聴スタイルなので、テレビCMは見ない人もネット上の広告は見たり、商品の口コミは読んだりするんですよね。つまり、自分たちの意思とは無関係に飛び込んでくる広告宣伝には興味を示さないのに対して、自発的にサーチをかけて広告動画を見ることは増えているんです。
最近では、SnSnapのように、Instagramで共有した写真をプリントアウトできるサービスの提供によって、ハッシュタグを付けたSNS投稿を促すプロモーションも急拡大しています。


いずれにしても、ネット上のサイトやYouTubeで情報提供したり、既に認知されている既存ブランドをリマインドさせるというゴールに向けて、SNSがこのようなプロモーション・チャネル(情報伝達経路)をつなげて、シナプスのように情報伝達を縦横無尽に支援しています。
そういう意味では、現在のプロモーション・チャネルは、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌のようなマス・メディアだけではなく、SNSの仲介によってマルチ・チャネル・プロモーションの時代と言えそうです。

文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「SNS」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ : 「つながることで増える価値
・コミュニケーション学部ブログ : 「#春から○○
・現代法学部ブログ : 「http://genho-tku.blogspot.jp/」
・センターブログ : 「いつでもそうだとはかぎりませんよ






2017年3月14日火曜日

山本ゼミ、2016年度もTKU進一層賞受賞!! ② 五大学中小企業研究インターゼミナール ③ 東経大・多摩信用金庫共同シンポジウム

山本聡(中小企業経営論担当)です。東経大は入試も終わり、2016年度のイベントは卒業式を待つばかりとなりました。キャンパスはもう少しで桜が開花します。4月に新入生に会えることを楽しみにしつつ、山本ゼミ生の2月~3月の活動を紹介していきます。

山本ゼミ、2016年度もTKU進一層賞受賞!!

 以前のブログでも書きましたが、東経大では学生の活動を積極的に表彰しています。その場となるのが、3月のTKU進一層賞です。山本ゼミも昨年度に続き、

① 多摩の学生まちづくりコンペティション2016 優秀賞
② 学生知財活用アイディア全国大会2016 ファイナリスト賞
③ 学生知財活用アイディア全国大会 予選会 優秀用
④ 多摩信用金庫 フィードバック報告
⑤ 多摩大学AL報告祭 招待報告

といった功績が評価され、課外活動部門で受賞しました。山本は私用があり、当日は参加できなかったのですが、ゼミ生が下の写真を送ってくれました。


山本は不参加のため、他にどのような学生・団体が受賞したのかわからないのですが、そのうち、当日の模様が東経大NEWSや学部blogでの紹介があると思います。

五大学中小企業研究インターゼミナール

 2月11日に日本大学商学部で、恒例の五大学中小企業研究インターゼミナール(東経大、日大、帝京大、文教大、玉川大)を開催しました。山本ゼミも3班全部が研究成果を発表。他大の先生方に次年度につながる指摘を頂くことができました。



東経大・多摩信用金庫 地域活性化シンポジウム

 学生活動とは少しずれるのですが、山本がコーディネータを務めて、2月24日に4回目となる多摩信用金庫との共同シンポジウムを開催しました。相模原市の企業、自治体の方々とさいたま市の企業、公的機関の方々を招聘し、多摩の自治体、公的機関、企業の方々に講演とディスカッションをしてもらいました。もちろん、ゼミ生にも聴講してもらっています。山本ゼミではいろいろな企業、自治体・公的機関と広範囲に連携しています。その際に重要なのは、普段から、様々に協業し、顔を合わせることなのです。



以上、この3月までの山本ゼミ生の活動を紹介しました。それでは次にお会いするのは2017年度が始まってから。今から新年度が始まるのをワクワクして待っています!!

文責:山本聡(中小企業経営論担当)

2017年3月6日月曜日

東京都立多摩図書館移転オープンでさらに環境充実

流通マーケティング学科の丸谷です。16回目の執筆です。今回は大学の近所に素晴らしい図書館が移転してきたのでご報告いたします。移転してきたのは東京都立多摩図書館です。

私は本学の図書館や大学周辺の充実した環境についてはこのブログでも度々取り上げてきました。学業を行う上で環境は非常に重要です。その点本学の図書館は素晴らしいですし、非常に多様な取り組みを行っています。

とはいえ、一大学では限界もあることも事実です。そのため、本学では多摩アカデミックコンソーシアム(詳細はhttp://www.tku.ac.jp/tku/society/tac/を参照)を周辺大学と組織し、各大学の特徴を活かした補完的な関係を築いてきました。実際、私はグローバルマーケティングの担当教員なので、英文資料が豊富な国際基督教大学の図書館などの資料を取り寄せるなど非常に助かっています。

上記のように、本学の学習環境はこれまでも充実していたのですが、この度の東京都立多摩図書館の移転は更なる環境の充実につながると考えます。



東京都立多摩図書館は2017年1月29日に本学の隣の駅西国分寺駅徒歩5分の場所に移転してきました。急いでいる際には電車で行くのをお勧めしますが、私は今回本学から徒歩で行ってみました。

本学の周辺はカフェ激戦区であることは、2015年8月17日のブログ(http://tkubiz.blogspot.jp/2015/08/blog-post_17.html)でも取り上げていますが、今回は、このブログでも取り上げた、国分寺のカフェの名店「ねじまき雲(陽)」によってから行きました。本学からカフェまでは、15分程でそこから20分程で図書館に着くので、
いい感じのお散歩コースになっています。

図書館は都立武蔵国分寺公園の横にあり、私が訪れた日も多くの皆さんが遊んだり、散歩したりしていました。



東京都立多摩図書館の特徴は雑誌の充実です。多摩図書館は移転前の平成21年5月1日に、週刊誌から学術雑誌まで幅広い雑誌を収集・提供する「東京マガジンバンク」を開設し、所蔵タイトル17,000誌という数を活かした公立図書館としては初の雑誌の集中的サービスを実施してきました。移転後もそのサービスを拡充していました。刊行中の雑誌約6,000誌の最新1年分がいつでも見れる他、雑誌を仲立ちとした知的創造と交流の拠点を作り上げることを目指す「東京マガジンバンクカレッジ」も開設されていました(詳細は以下のサイト(http://www.library.metro.tokyo.jp/tabid/437/Default.aspx)を参照)。


私が伺った2017年2月23日も東京都立多摩図書館移転オープン記念展示「雑誌と絵本で世界を知る」がなされていました。

私は依頼されたパナマ経済に関する原稿を執筆するために、資料収集に行ったのですが、パナマ経済を支えるパナマ運河に関して特集した海事総合誌 COMPASSが所蔵されており、すぐにお目当ての記事を見つけることができました。

さらに、本学では期間限定所蔵であった商業関係の雑誌『販売革新』のバッグナンバーもすぐにコピーすることができました。

今回訪れた用事はすぐに済んだのですが、雑誌の充実ぶりに時間を忘れて図書館内をみて回ってしまい、3時間くらいすぐにたってしまいました。私はカフェの原稿も書いているので、全日本洋菓子工業会が刊行している『世界の菓子PGC』や全日本コーヒー協会広報・消費振興委員会監修の雑誌『Coffee Break 』は今後も利用できそうだなと見入ってしまいました。

図書館は平日午前10時~午後9時、土日祝午前10時~午後5時半までやっているようですが、疲れた方は図書館の中に本学のすぐ近くに本店(カフェも併設)があるパン屋さんキィニョンの7号店(イートインできるスペースあり)もオープンしているようなのでこちらを利用するのもいいかもしれません。


私は歩き回り疲れたので帰りは西国分寺駅前のカレーの名店すぷーんでカツカレーを食べて帰宅しました。


西国分寺駅前には、おすすめのカフェクルミドコーヒーもあるのでそちらもお勧めです。さらに充実した環境で有意義な大学生活を過ごしてみてください。

(文責 丸谷雄一郎(流通マーケティング学科 教授)

2017年2月26日日曜日

Japan Study Programの短期留学生と交流しました

 皆さん、こんにちは。経営学部教員の柴田です。
 東京経済大学では、海外の協定校・友好校の学生を対象に、日本語や日本文化を学んでもらう短期留学プログラム「TKU Japan Study Program」を毎年7月と2月に開催しています。今回は2月13日(月)から27日(月)まで、韓国の2つの大学と中国の5つの大学から来日した短期留学生14名が参加しています。歓迎パーティーの様子は、本学の大学ニュースでも紹介されています。
 この短期留学生の皆さんと、柴田ゼミの2年生が一緒にグループワークを進めて、23日(木)に発表会を行いました。

 一緒に考えてもらうテーマは、「日本のコンビニエンスストアは、中国や韓国に進出して、すっかり馴染み深い存在になっている。しかし、同じチェーン店であっても、いろいろと日本と違う部分がある。どこが同じで、どこが違うかを実際に店舗を調べて、なぜそのような違いが生まれるのか、その理由を考えよう。」というものです。東京経済大学周辺の徒歩圏にも、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3大チェーンのコンビニエンスストアが出店しています。まずはみんな一緒に店舗を見てまわり、その後、教室で「同じところ」「違うところ」をなるべくたくさん取り上げて、内容を整理します。下の写真は、みんなで話し合っているところです。

 話し合いの結果をもとに違いが生まれる理由を考えて、最終的にパワーポイントで資料作成して、短期留学生の皆さんに日本語で発表してもらいました。こちらの写真は、発表の様子です。

 経営学では、さまざまな国や地域で同じ製品、同じビジネスの仕組みを導入していくことを「グローバル化」、それぞれの国や地域の特性に合わせた別々の製品、別々のビジネスの仕組みを導入していくことを「マルチナショナル化」、あるいは「マルチドメスティック化」と呼びます。たとえばAppleが全世界に同じようなiPhone(厳密に言えば、ACアダプタのプラグ形状とか、電話会社ごとの電波方式に合わせて小変更を加えていますが)を導入していくことが「グローバル化」の典型ですし、日清食品が各国の味の好みに合わせたさまざまなカップめんを導入していくことが「マルチナショナル化」の典型です。実際のビジネスでは、その中間の状態で進められていくことが多いのですが、そのバランスは、環境の違いによる部分が大きいわけです。コンビニエンスストアを見ていると、日本ではどのチェーンでも店舗での商品販売だけでなく、公共料金、税金、年金の払い込みや、宅配便の発送、受け取りや、情報端末を使って大学入試の受験料の払い込みや、コンサートチケットの購入などを行うこともできます。また、来客が使えるトイレを用意しているところがほとんどです。しかし海外では、同じセブンイレブンであっても、商品販売以外の付加サービスは限定的ですし、来客用のトイレは見かけません。一方、中国や韓国では電子マネーの普及が進み、短期留学生に聞いても現金のたくさん入った財布を持ち歩くことはないと言います。(「マクドナルドで現金しか受け付けない、というので驚いた。」とも語っていました。)このあたりは日本より進んだ仕組みが導入されているようです。

 コンビニエンスストアの本部の海外事業担当者は、当然各国で違いのあることは充分承知しているはずです。しかし「こちらの方が、もっと便利な良い仕組みだ」と思えることを、全ての国に同じように導入しているわけではありません。ではなぜ、各国で違いが生じるのか?については、さまざまな理由があり、とても一口で説明できるものではないと思います。それを自分たちの身近な体験を通じて、少しずつ解明していくことが、大事な学びになるはずです。経営学は、私たちの身近なところから始まる学問なのです。

2017年2月20日月曜日

【学問のミカタ】実際の特長を広告で表現できない?!

 経営学部の本藤です。
 私立大学は、そろそろ入試シーズンも収束しつつあります(国立大学はこれからが二次試験ですから本番ですね)。
 既に、進学する大学が決まった高校生は、自分のキャリアやワークスタイルなどを色々と考えて、興味のある本を読んだりして大学生活の助走を始めてみましょう。


 今月の学問のミカタのテーマは「ルール」です。
 このルールというのは、小学校時代から生活指導の先生が厳しく教え込んできているかと思われます。大学生活においても様々なルールがあります。
 授業では、個々の担当教員の方針によって千差万別です。
 当然のことながら、テレビや雑誌でよく目にする商品広告においても様々なルールがあります。


 多くの食品メーカーにとって頭が痛いのが「薬事法」でした。
 これは、医薬品などの品質、有効性、安全性等を確保するために、製造、販売、流通、そして広告などに関する規制でした。
 これが昨年(2016年)11月に「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(通称:薬機法)として、半世紀以上続いた「薬事法」の改正を機に名称変更されました。
この広告規制に関して簡単に言えば、医薬品以外は「効く」とか「治る」とか言ってはいけない、というイメージです。医薬品についても、十分にメディカル・エビデンス(医学的根拠)がなければ、あれにもこれにも効くと言ってはいけないと想像以上に制約されます。

 先日、本藤ゼミは、ハウスWFに対して「ウコンの力」のプロモーション提案をしたのですが、この「ウコンの力」も薬事法の制約が強い商品です。
 一般的に、この商品は二日酔い対策として口コミで広がりました。しかし、テレビCMや店頭POPなどでは、間違っても「二日酔い対策に効果的です」などとは書けないのです。それは医薬品でもなければ、トクホ(特定保健用食品)でもなければ、機能性表示食品でもないからです。
そうすると現在のウコンの力のCMで、飲み会シーンで「飲んどかなくちゃ」を連呼するような内容で、直接的な表現をせずに連想させるレベルにとどめなければならなくなるのです。


 医薬品は厚生労働省、トクホと機能性表示食品は消費者庁の管轄ですが、いずれにしても効能効果の医学的根拠を明確に証明して、それを認めてもらう必要があります。


 つまり、世の中に氾濫している健康食品と言われる医薬品でも機能性表示食品でもトクホでもない商品は、「効く」とか「治る」ということを表現することは許されないのです。
 しかし!みなさんもインターネット上での商品広告を見ていて気づくことも多々あるかと思いますが、医薬品でもなければ、トクホでも機能性表示食品でもない商品なのに「〇〇に効く」とか「3か月でウエスト10センチ以上痩せる!」とか滅茶苦茶なキャッチコピーが氾濫しています。
 大手メーカーではコンプライアンス(法令遵守)が徹底されているため、化粧品でも「美白効果」などを広告できるように医薬品としてのメディカル・エビデンスに基づいて広告されているのですが、そのようなコストをかける余裕がない中小メーカーでは広告表現でも色々と頭を悩ませて、工夫しています(それが勢い余ることもしばしばなため、特にネット上での表現は無法地帯気味です)。


 日常的に目にして耳にする広告ですが、消費者に誤解を与えないための、企業の適切なプロモーションを実現させるための厳しいルールがあります。

文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「ルール」をテーマとしたブログがアップされる予定です。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ : 「経済学とルールの関係性
・コミュニケーション学部ブログ : 「ルールブックにない“ルール”
・現代法学部ブログ : 「法も「ルール」~そんな「法」の学び方をお教えしましょう~
・センターブログ : 「英語学習のルール?

2017年2月5日日曜日

入試と就活(小木ゼミ通信vol.17 小木ゼミ近況、企業コラボ進捗状況、小木ゼミの今後の予定など)

 マーケティング、ソーシャルマーケティング担当の小木です。

 成績評価の提出を終えて(´▽`) ホッとしたのもつかの間、東経大でも前期入試の時期を迎えました。また、ゼミの新4年生(現3年生)からは就職戦線の便りも届き始めており、2月・3月は大学としても何かとせわしない時期です。

 あらためて考えてみますと、入試と就活の時期はいまや一緒なんですね。

 とにもかくにも、

 受験生の皆さん、入学試験頑張ってください!
 そして、サクラ舞い散る4月に国分寺キャンパスでお会いしましょう!
 東経大はサクラがとてもキレイですよ(秋はイチョウがキレイ)!

 就職活動に臨む、新4年生(現3年生)の諸君も頑張ってください!
 日頃のゼミなどでの頑張りがどうか報われますことを祈念しております。
 May the God be with you!


 しかし毎度思うことなのですが、小学受験は11月がピークですが、2月の中高大の入学試験の時期はどうにかならないものですかね。

 この間、テレビで中学受験の話題(東京など首都圏の話)を見ましたが、なんともネガティブな話でした。インフルエンザにかからないように、また受験勉強のために、都区内の公立小学校では、年明けから自主休講(勝手に休む)が横行しているというものでした。ひどいクラスだと30名中5~6名くらいでの授業だったとか。どうかしていますね。

 親の立場から言うと、子どもには体調万全・準備万端で受けてもらいたいと思うのは親心ではあるのですが。。。とはいえ、義務教育を無視してまで学校を休んでいいとは到底思えません。悩ましいところです。いっそのこと、入試時期をインフルエンザの流行のピークを避ける日程で実施できないものかと、とりとめもなく真剣に悩んでおりました。

 大学入試では、現在のセンター試験が廃止され、新センター試験が2020年度から導入されることになるようで、本当に現場は混乱を来すこと必至です。どんな問題形式になるのでしょうか?リスニングはどうなるのでしょうか?英語などの外部試験の導入はどこまで認められるようになるのでしょうか?

 これからの受験生は、いろいろなことに振り回されないよう、普段から努力を積んでおくのが肝要かと思います。


 さて、今回の小木ゼミ通信のラインナップは次の通りです。

1.「国分寺物語」メンバーが、国分寺市長とついに対談(ジェイコム番組にて)
2.2016年度 TFTランチの決算
3.こんなお菓子あったらいいなプロジェクトは社長プレゼンへ
4.今後の小木ゼミの予定




1.「国分寺物語」メンバーが、国分寺市長とついに対談(ジェイコム番組にて)

 国分寺市役所からの突然の依頼で、1月5日、東京経済大学にて、国分寺物語選抜メンバーと国分寺市・井澤邦夫市長との対談が、J:COM(ジェイコム)番組「長(ちょ~)っと散歩」の収録というかたちで行われました。


国分寺市・井澤邦夫市長と、我が「国分寺物語」メンバーとの対談(J:COMチャネル 地デジ11chより 2017年1月16日~22日放送)
 番組は、東京経済大学にある新次郎池からスタート!新次郎池の由来を、市長のさわやかトークで語った後、新図書館前で待つ、我が「国分寺物語選抜メンバー」と合流。少し緊張気味のメンバーでしたが、市長の好リードのおかげで、「国分寺物語」について、およそ15分ほど、ビシッと語ってくれました(放送は1月16日~22日でした)。

 だんだんと皆さんに知られるようになってきました。石の上にも3年です。今後も頑張っていきたいと思います。

 興味のある方は下記ご覧ください。

関連記事(撮影の模様) http://www.tku.ac.jp/news/018684.html
国分寺物語HP https://kokubunjimonogatari.com/




2.2016年度 TFTランチの決算

 先日、カンブリア宮殿で、TFT(テーブルフォートゥー)が取り上げられていましたね。TFTプログラムを採用するMUJIカフェをはじめとする各企業が紹介され、大学では上智大学が取り上げられていましたが、2016年度の販売貢献は、東経大・小木ゼミも負けていないと思うのですが。。。。

 この次こそ、ぜひ東経大・小木ゼミの取り組みも取り上げてほしいものです。

 さて、2016年度は、前期38860円(1943食)、オープンキャンパス27080円(1354食)、後期24880円(1244食)の合計90820円(4541食)を、TFT(テーブルフォートゥー)を通じてアフリカの子供たちの給食に寄付させていただきました。過去最高金額・食数です。

 TFT、東経大生協の方々、ご協力ありがとうございました。



 引き続き、2017年度も頑張っていきたいと思っています。応援のほど、よろしくお願いいたします!



3.こんなお菓子あったらいいなプロジェクトは社長プレゼンへ

 こんなお菓子あったらいいなプロジェクトは、いよいよ社長プレゼンのステージへと進みます。
3月23日に行います。2年生4チームは頑張ってください。

 次回、この模様は報告いたします。




4.今後の小木ゼミの予定

 現在、小木ゼミは充電中ですが(お菓子コラボは各グループで進行中)、3月21日~23日はてんこ盛りです。

3月21日(火) 入ゼミ面接 9:50集合(ゼミ登録は3月中旬)

          ⇒小木ゼミ希望の方は応募登録を忘れずに

3月22日(水) 卒業式&卒業イベント 11:20集合


3月23日(木) お菓子コラボ社長プレゼン/卒業ゼミ生を送る会

4月12日(水) ゼミ開始

 以上

 小木でした。